薬局のしごと/くすり/病気に関する情報発信サイト

追加接種の対象者

感染拡大防止や重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。現時点では、初回接種が完了した18歳以上のすべての方が、ファイザー社又はモデルナ社のワクチンを接種できます。

 

日本では令和3年11月11日ファイザー社ワクチンが薬事承認され、令和3年12月16日にモデルナ社のワクチンが薬事承認されました。臨床試験等の結果から、現時点においては、初回接種が完了した18歳以上の方が追加接種の対象となっています。

 

追加接種が勧められる方

特に追加接種をお勧めする方として、下記に該当する方が挙げられています。

・高齢者、基礎疾患を有する方などの「重症化リスクが高い方」
・重症化リスクが高い方の関係者・介助者(介護従事者など)などの「重症化リスクが高い方との接触が多い方」
・医療従事者などの「職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い方」

 

追加接種のタイミング

2022年1月から、医療従事者等や高齢者施設等の入所者等の接種間隔は6ヶ月となります。また、同年2月からその他の高齢者の接種間隔が7ヶ月となります。さらに、同年3月から、その他の高齢者の接種間隔が1ヶ月短縮されて6ヶ月となるとともに、64歳以下の方の接種間隔が7ヶ月となります。

 

予防接種法に基づく追加接種の間隔は、対象となる方の優先度やワクチンの供給力等に
よっては、こうしたスケジュールが前倒しになる場合がありますので、自治体からのお知らせに注意する必要があります。

 

(参考:厚生労働省ホームページ新型コロナウイルスQ&A https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0098.html , https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0099.html


HOME サイト概要 プロフィール お問い合わせ